水道水から異臭がする現象

京都水道修理隊

水道水の異臭の原因について

蛇口から吐水されてくる水道水から悪臭がしたら使うのにためらいます。人間の心理としては当然のことですが、臭いの原因がさまざまで人体に影響のないケースも少なくありません。
カルキ臭は、よくある臭いのひとつです。特に東京都内や大阪市内などの都市部では、多くある臭いで管轄する水道局で飲料水として供給される水を消毒するために、微量の塩素が利用されているからですが、そういった地域では、自分の体調や季節などの環境によって、カルキ臭を強く感じることがあります。
しかし、塩素の臭いがするのはしっかり消毒が行われていて、衛生所安全であるという証拠ですからご使用に問題がありません。浄水場に近い家ほど塩素の濃度が濃く、臭いがしやすい現象ですが浄水場から離れることで水が届くまでに塩素濃度基準が下回らないように調整されているためです。
都市部に引越しをしてきた直後や出張などで感じやすいのですが、人体に影響を及ぼすことはありません。臭いがきついと気になってしまうものですが、臭いを取り除くには、汲み置きをするか沸騰をさせることで改善することができます。ただし、塩素を除去すると雑菌が繁殖しやすくなりますので長時間の保存ができなくなりますのでご留意ください。
カビのような臭いがするケースは、夏季によくみられるのです。水を溜めるダム内で藻、プランクトンが大量に発生している場合や台風などの荒天による河川の濁りでこの臭いが生じることがあります。雨が減った渇水時は、ダムの水位が減少して土のような臭いがするケースも報告される問題のひとつとなっています。
どちらも飲料水として使っても健康上に問題はありません。
水道局では水質検査や臭気検査を実施していますが、ご自宅の水から、これらの臭がした場合には、お住まいの地域の水道局に相談するとよいでしょう。調査をしてもらえる場合は、水道局の対応時間がかかることもあるので、気になったら早めに相談をしてください。鉄サビのような臭いは、先述した赤茶色に濁った水が出るときと同じ原因が考えられます。水を出しっぱなしにしてゴミを流し出せば解消されることがほとんどです。
下水の臭いがする場合には、水道水が原因ではなく水道配管が老朽化によって起きているのが原因となっていることが大多数です。

水道の修理施工

水道水の悪臭

水道水に悪臭がする場合は、いくつかの原因が考えられます。まずは、水道管自体に汚れやカビが付着している可能性があります。また、水道水の処理方法が原因である場合もあります。以下に、対処方法をいくつか紹介します。

●水道管の洗浄:水道管に汚れやカビが付着している場合は、水道管を洗浄することが必要です。専門業者に依頼するか、市販の水道管洗浄剤を使って自分で行うこともできます。
●水道水の処理方法の改善:水道水の処理方法が原因である場合は、水道局や自治体に問い合わせて、改善を要望することができます。
●家庭用浄水器の導入:家庭用浄水器を導入することで、水道水の悪臭を軽減することができます。ただし、浄水器の適切な使用方法や定期的なメンテナンスが必要です。
●水道水の一時的な使用停止:水道水に悪臭がする場合は、一時的に水道水の使用を止め、水道局や自治体に問い合わせて、水質検査を依頼することもできます。
以上の方法を試しても悪臭が改善されない場合は、専門家に相談することをお勧めします。

時間が経過したらいつもの水になる
水道水に悪臭がする場合、原因が水道管や水処理方法にある場合があります。そのため、時間が経過しても悪臭が改善されない場合は、専門家に相談することが重要です。ただし、時には水道管や蛇口の使用が長期間停止していたり、季節の変化によって水の成分が変化することがあり、一時的に水に異臭が感じられることがあります。
水道水に異臭が感じられた場合、まずは水道管や蛇口をしばらく放置し、水を循環させてみることが有効な場合があります。その後、水を十分に流し、改善されない場合は前回回答した対処方法を参考にすることが重要です。ただし、異臭が続く場合は、水質検査を依頼するなど専門家に相談することが必要です。

変色した水を飲んだ時の健康問題
変色した水を飲んだ場合、健康問題が起こる可能性があります。以下に一般的な健康問題を挙げますが、具体的な症状やリスクは変色の原因や水の品質によって異なる場合があります。

・消化器系の問題: 変色した水には異物や微生物が含まれる可能性があります。これらの異物や微生物が胃腸に影響を与え、下痢、嘔吐、腹痛などの消化器系の問題が起こることがあります。
・毒性物質の摂取: 水の変色は時に重金属や化学物質の存在を示す場合があります。これらの物質は健康に有害であり、中毒症状や器官への損傷を引き起こす可能性があります。
・細菌感染: 変色した水は細菌の増殖や汚染が起こる可能性があります。これにより、細菌感染症や水源感染症が引き起こされる可能性があります。
・良くない味や臭いの影響: 変色した水は通常の水よりも異なる味や臭いを持つことがあります。これにより、飲用時の快適さが損なわれる可能性があります。

変色した水を飲んでしまった場合は、以下の対処法をおすすめします。
・直ちに飲用を中止する: 変色した水を飲んだら、飲用を中止しましょう。
・水道局や保健所に連絡する: 変色した水の報告や相談を水道局や保健所に行い、適切な指示を受けることが重要です。
・医師に相談する: 症状が出た場合や不安がある場合は、医師に相談しましょう。

変色した水を飲んだ場合は、健康問題が起こる可能性があるため、早急に適切な対処を行うことが重要です。